【イベントレポートvol.2】
10周年イベント人気2アイテムの「ものづくり体験」

equaltoは今年で10周年。アニバーサリーを記念し2024年8開催したイベントでは、
ブランドの世界観をご紹介する展示やトークショーを実施しました。

中でも、イベント期間中に開催したワークショップは大盛況。こどもから大人まで幅広い世代の方にものづくり体験をしていただきました。今回はそんな、ワークショップの様子をレポートします。

ワークショップは、equaltoで人気の2つのアイテムのものづくり体験を4日間、開催しました。まずはPatchpatchのワークショップ風景からご紹介していきます。

Patchpatchの制作体験

幸運のキーホルダーとして人気のPatchpatchは、つくり手により1つ1つ丁寧にうみだされているお守り。ワークショップでは、顔のパーツの組み合わせ、名前と性格をつける制作体験をしていただきました。

講師としてPatchpatchをつくっている福祉事業所「studio753」さんをお招きし、工程やコツを教えていただきましたよ。

Patchpatchの制作工程は大きく3つ

パーツ選びから装飾、名付け・性格の設定まで、すべてイマジネーション次第!
「どんなPatchpatchをつくろうかな。」そんな想像を膨らませ、ワクワクしてきます。

▲会場には、材料がずらり。さあ、みんなでつくろう!

さあ、世界に1つだけのPatchpatch を作ろう♪

まずは、用意されている本体の中から、好きなPatchpatchのベースを選びます。
端切れを繋ぎ合わせてつくられている本体部分は雰囲気がどれも異なり、選ぶものによってがらりと印象が変わります。

▲表、裏で使用している生地が異なるので雰囲気が変わってきます。

「どれにしようかな~。」「これも可愛い!」会場ではそんな声が飛び交い、選ぶのも楽しいひとときでした。

本体が決まったら、次は、顔をつくっていきます。
ビーズやリボンにボタン、フェルトからスパンコールまで。色とりどりのパーツから選んで、ボンドでくっつけていきます。

組み合わせ次第で全く違う表情に。みなさん真剣な面持ちで試行錯誤の様子。

▲フリンジをあしらえて。とっても可愛らしいです。

裏表でそれぞれに顔をつけて、違う表情を楽しんでいる方も。自由にイメージしたものを、形にする、ものづくりの楽しい一コマです。

最後は、名前と性格をつけて完成です。

実際に体験してみると、名前や性格をつける工程が意外に難しい!という参加者の方も。いろいろな思いを馳せて名付けたオリジナルのPatchpatchには、もうすでに愛着が湧いてきますね。

▲こねこの「ちーたろう」と命名してくれました。とっても愛らしいです。

実際の製品にも1つ1つに、福祉事業所「studio753」さんでつけられた名前と性格が書かれています。

たくさんの「世界でひとつだけのお守りキーホルダー」が完成しました!

かばんやリュックにつけて。みなさんのお守りになりますように。

続いては、インテリアとしても人気のMy Diffuserのワークショップの様子をご紹介していきます。

My Diffuserの制作体験

1つ1つ丁寧につくり出されているアロマディフューザー「My Diffuser」。

今回は、フェルトボールづくり体験と、福祉事業所でつくられたお好きな色のフェルトボールを選んで自分だけのディフューザーづくりを行いました。

講師としてMy Diffuserをつくっている福祉事業所「横浜光センター」さんに、アドバイスいただきながら進めていきます。

まずはフェルトボールづくりから。
制作は下記4工程で行っていきます。

想像以上!?に難しかった、フェルトボールづくり

横浜光センターの方に教えていただきながら、早速スタート。

まずは、お好みの羊毛を選びます。次に、空カプセルに羊毛をいれて、お湯と洗剤を加えて丸くなるまで5分間振ります。

実際にやってみると、この5分間振り続ける工程がとっても大変!という声が。
この振り続ける作業を経ることで、美しくきれいなフェルトボールのシルエットが完成するのだそうです。講師の方からは、「無心で振るのがコツです!」とアドバイスも。

▲とってもきれいなシルエットになりました。

5分経ったら取り出して、くるくると形を整えます。ここから、従来は一晩寝かせて乾燥させて完成!ですが、ワークショップでは、この後ご自宅で乾燥していただくようにお持ち帰りいただきました。

ころんとシルエットが可愛いMy Diffuserをつくろう!

続いて、My Diffuserをつくっていきます。
つくり方は以下の3つの工程。

まずは、福祉事業所でつくられたお好きな色のフェルトボールを選びます。
羊毛の染めの色合いが織なってグラデーションのようなアートな風合い。1つ1つ個体差のあるフェルトボールを組み合わせることで、雰囲気ががらりと変わるのが魅力。

続いて、専用器具でフェルトボールに穴をあけ、竹串にフェルトボールを通していきます。最後に、先端に接着剤をつけて乾燥させたら完成!

お好みのアロマオイルをフェルトボールに垂らせば、アロマディフューザーとして楽しめます。

終わったあとは、みんなで談笑。
参加者の方からは、「想像以上に大変だった!笑」「日頃、制作されている方の技術の素晴らしさを実感できた。」そんなお声もお寄せいただきました。

合計4日間にわたり実施したワークショップ。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

equaltoのプロダクトは、デザインの力とつくり手の手仕事によって生まれています。
そんなものづくりの裏側を感じていただける機会になりましたら嬉しいです。

<講師ご協力>
Patchpatch製造施設/就労継続支援B型事業所 studio753
My Diffuser製造施設/社会福祉法人ル・プリ(横浜光センター)

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